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いじめ問題。探偵

こんにちは。調査員Hです。また、コロナの第三波だとも報道されております。皆さん、くれぐれもお気をつけ下さい。

さて、今回のテーマはシリアスなものです。
「いじめ」について書こうと思います。
大津市の中学校で起こったいじめによる自殺がきっかけで、「いじめ防止対策推進法」が出来ました。これにより、「いじめを防止するためにこうしなさい」「いじめが起きたらこのようにしなさい」「もし学校側がいじめを隠蔽したらこのように処分します」という基本方針が定められ、学校は以前のような緩い対応が出来なくなりました。
しかし、文科省の調査によると「何らかの形でいじめの被害者になった、加害者になったことがある」と回答した生徒は9割いるにも関わらず、学校側からは3割の学校が「いじめの事実はない」と回答したといいます。本当にいじめ事案が無い可能性もゼロではありませんが、どうも釈然としませんね。学校がいじめの報告をすると学校や担当教員の評価が下がるという話も聞いたことがあります。肝心なのは、いじめが発生したときにどのように解決するかなので、学校側がきちんと報告できるような評価体制を作るべきだという批判はあります。

では、いじめの定義は何でしょうか?
喧嘩との違いは?というと、それは対等公平なものかどうかという線引きが出来るようです。
力関係、人数、実際の腕力などが対等でないというのが条件の一つです。また、いじめられた側がいじめられていると感じたのならばいじめに該当する、というガイドラインもあるようです。
つまり、力関係が上であるものが、相手の心身に苦痛を与えればいじめ認定出来るというのが結論になります。職場では、部下による上司へのいじめというのも存在しますので、この力関係というのはなかなか判断の難しいところがありますね。
一般に学校でのいじめが複雑なのは、加害者に層が存在するからです。被害者は明確です。しかし、加害者の側は、まず直接的にいじめる層、囃し立てる観衆、傍観者などグラデーションがあるんですね。
「自分の子供が学校でいじめられたらどうしよう」と言う親はいますが、先程のように考えると、自分の子供がなんらかの形でいじめに加担してしまう可能性の方が高いのではないでしょうか?単純に「述べ人数」では、いじめ被害者よりいじめ加害者の方が多いはずです。集団で個人をいじめることはあっても逆は少ないですよね。個人で集団をいじめるジャイアンタイプは少数です。
うちも子供はいますので、もちろんいじめの被害者になったらいじめの加害者を許すことは出来ませんが、「自分の子供が加害者になったらどうするか?」ということを想定する必要はあると思ってます。

しかし、やはりご自身のお子様がいじめの被害にあったケースのお話をしたいと思います。
本人にとって相談すべき人は次の通りになります。
①教師 仮に担任の先生がきちんと対応してくれなかった場合は、校内にいるいじめ対策組織の先生に相談すべきだと思います。いじめ対策の先生がわからないときは、保健の先生なども含め、相談しやすい先生に相談しても構いません。
②家族 いじめ被害者に働く心理として「家族には心配かけたくない」というものがあるようです。ここは普段から家族間で話し合いをし、子供が相談しやすい雰囲気を作る必要があるかも知れません。しかしここが一番難しいところだと思います。
③友達 クラス内の人間関係を把握しているのは、やはり友人でしょう。1人でも話を聞いてくれる人がいれば頼もしいです。証言者にもありますし、1人で先生に相談出来ないときに背中を押してくれます。
④スクールカウンセラー 地区や学校に1人以上配置されている、いわば心の問題のプロです。本人だけでなく、家族も含めて相談することも出来ると思います。
⑤ いじめ相談機関 こちらはホームページなどで確認出来ますが、省庁や一般社団法人、地域などで設置されてます。
⑥教育委員会 こちらには生徒指導の担当や相談員が配置されています。学校側の対応に不安や不満があるときは相談すべきです。しかしながら本来の順序としては、教師、スクールカウンセラーに相談し、それでも解決しなければ、という感じかも知れません。
⑦警察 いじめという表現が、どこか子供同士のトラブルという範疇に押し留めるような感覚があるかもしれませんが、それらは暴力や恐喝行為であり、人の命を奪うことにとなりかねない犯罪行為です。警察に被害届を出すということも有効だと思われます。しかし、こちらの方は、加害者と長い戦いになるかも知れません。そういう覚悟も必要だと言えます。

わたしどもの所にも、お子様のいじめの相談がございます。
上記のいずれの場合においても、きちんとした証拠を押さえるということが、いじめ解決においてスピーディーかつ優位に進めることが可能になります。
お子様にもしっかりいじめと戦う覚悟を持っていただくことになるかも知れません。
例えば、お子様にボイスレコーダーを持たせて、いじめの証拠を取る。そのとき、お子様には明確に「その行為はやめてくれ」と相手に言うことも必要かと思います。
いじめについて、「いつ」「どこで」「誰から」「どのような行動・言動・態度を取られたか」というような克明な議論を取ることも必要です。また、その件について、どの先生に報告したか?など。
こういう記録があると、学校側や教育委員会から聞き取りを受けるときも、詳細に語ることが出来ます。
子供の身体にアザが出来たり、物を壊されたりしたときは、もちろん写真を撮り証拠にします。
ご依頼頂ければ、登下校中を尾行し、いじめ現場をわたしたちが押さえることも可能です。
大切なことは、いざいじめ加害者を追及したとき、「ふざけあっていただけ」「本人も笑っていた」「自分はただ見てただけだ」というような、逃げ道を作らせないようにしなければなりません。
いじめというのは絶対に許してはなりません。ましてやお子様にとって最悪のケースは絶対にあってはなりません。
いろんな方に相談することも有効ですが、わたしどもには、わたしどもなりのいじめ対策のノウハウや経験がございますので、ぜひ、ご相談いただければと思います。

追記 写真は先日のハロウィンより。いじめについては加害者にも被害者にもならないようにしなければなりませんね。